私でも続けられるかなぁ。
ぶっちゃけると添乗員の仕事って実はかなりブラックで、1年も持たずに辞めてしまう方はかなり多いんですよね。
実際に私が入社した時は同期は20名ほどいましたが、2年目になる時には6名くらいしか残っていませんでした。
そこで今回は
添乗員のブラックな一面
をまとめて見ました!
こちらの記事がお役に立てると嬉しいです。
※あくまで私の経験に基づいてまとめた内容となっております。
会社によって方針やルールが違いますので、全ての添乗員の会社が同じというわけではありません。
目次
添乗員のブラック面①体調を崩しても基本的に絶対休めない

添乗員の仕事内容の記事でも書きましたが、
急に体調不良になっても当日休むことは絶対にできません。
添乗の打ち合わせでは携行金やJRのチケット、お客様の個人情報などを預かります。
代わりの添乗員が見つける事は大変困難で、見つかったとしても打ち合わせ時に受け取った貴重品一式を渡す必要があるのでかなり難しい問題でした。
休むことができないなんて鬼か!と思うかもしれませんが、体調管理も仕事になります。
仕事を受けた時点で最後まで責任を持って添乗を終わらせないといけません。
会社の目が冷たいけど・・・
小麦の対策
・風邪薬を常備して少しでも体調が悪くなったらすぐ飲む
・冬の時期はR-1を毎日飲む
・どんなに忙しくても睡眠は6時間取る
ここ10年近くは風邪ひいてません。
添乗員のブラック面②仕事の確定が1週間前

私の会社の添乗依頼は「決まった曜日に1週間ずつ知らされる方式」となっていました。
希望休は基本的に通るのでプライベートな計画を立てる事はできましたが、行き先がわからないと勉強もロクにできないので仕事確定後に慌てて資料をかき集めることがよくありました。
海外添乗ならある程度前もって知らせてもらえますが、それでも2週間前なので勉強が到底追い付かず、先輩にメールで観光ポイントを教えてもらいながらなんとかこなしていました。
小麦の対策
・先輩に連絡をとり事前に情報を得る
・旅行会社のパンフレットを見て予想する
とにかくたくさんの先輩と仲良くなって困った時には頼りまくってました。
添乗員のブラック面③盆正月は基本休めない

旅行業なので当たり前といえば当たり前ですが、世間一般が当たり前に休んでる時に仕事をするのは当時かなり辛かったです。
31日の大晦日に帰ってきて、翌日は元旦のツアーで朝4時に起きて仕事。
もしくは年越しツアー2泊なんていう仕事もありました。
繁忙期は添乗が毎日続くので、世間がお休みモードの時はとにかくバタバタしていた記憶があります。
小麦の対策
慣れるしかない!!!!
添乗員のブラック面④拘束時間が長い

ツアーは朝の7~8時が集合時間になる事が多く、もちろん添乗員は早めに行かないといけません。
早く行って受付の準備や電車への導線、バスの配車位置などの確認作業が多くあります。
そうするとどんなに自宅から近い集合場所でも遅くても5時か5時半には起床になります。
もちろん毎回の添乗が自宅から近い出発地ではありませんので、4時起き3時起きは普通です。
そしてツアーによっては夜遅くなることもあります。
特にバスツアーの場合は交通状況で大幅な遅れもあるので、連休中は特に終電間近に帰着することもよくありました。
繁忙期だとその状態が毎日続くので、万が一終電で帰れなかったことを考えて次の添乗で使う書類も一緒に持っていってました。
小麦の対策
慣れです!!!
添乗員のブラック面⑤お客様から理不尽なクレームをもらう

この辺りは普通のお仕事とそんなに変わらないかと思います。
桜のツアーなのに桜が咲いていない・・・
富士山の周辺を回すツアーなのに天候が悪くて富士山が見えない・・・
せっかくお休みをとって来たのに目的が達成されないのは残念ですよね。
だいたいそんな時はお客様からのご不満をいただきます。
小麦の対策
相手の主張をとにかくしっかり聞く事!
これだけでかなりお客様のクールダウンは早くなります。
あとは先輩に相談してアドバイスしてもらいました。
添乗員のブラック面⑥社会保険がない

時期によって仕事量が変動する仕事なので社会保険に入ることができません。
最近は割と加入できる会社が増えてるそうですが、今でも入れない会社は多いです。
そうすると国民保険の加入が必要なので、下手したら普通のアルバイトの方が条件が良いんですよね。
小麦の意見
社会保険に入れる添乗員の会社を選ぼう!!
添乗員のブラック面:まとめ
- 体調管理も仕事のうち
- スケジュールの確定が遅い
- 世間の特別連休に振り回される
- 朝は早いし夜は遅い
- 理不尽なクレーム多い
- 社会保険のある会社を選ぼう
楽しいくてやりがいのある仕事の裏はこの様になっています。
勢いだけで仕事を始めるのは良いと思いますが、体力・精神力・体調管理が問われる仕事なので慎重に考えてみましょう。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回!!!