同人誌

【同人初心者】おたクラブの発注でやらかした失敗談4選【無線とじ印刷】

同人誌を初めて作るにあたり、とにかく安く作れる「おたクラブ」を利用しました。

原稿データを作るのも入稿するのも初めてだったこともあり失敗も色々ありました。
自戒の意味も含め、そして同じような失敗で悲しい思いをする人を増やさない為にも今回はその失敗談についてまとめてみました。

・同人誌作りはほぼ初心者で不安
・おたクラブを利用してみようか悩んでいる

という方の参考になれば嬉しいです。

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ページ順を間違えた

試し刷りで10冊だけ刷った時の出来事なのですが、献本をしてそこで初めて気がつきました。

ページの右と左の位置がちがう…!

何とページの順番が1箇所間違えていたのです(しかも結構大切なシーン)
なぜこんなことになってしまったのかは次の項目で説明します。

原因

まず同人誌を作る最終の工程では、出来上がったデータを印刷所に送る作業「入稿」というものがあるのですが、この入稿時に原稿の「ファイル名」をちゃんと確認していなかったのが原因でした。

ファイル名とは原稿1ページ毎にタイトルを入れる必要があり「title01.PNG」という風にノンブル(ページの番号)をファイル名に設定します。

印刷会社によっては原稿自体にノンブルを入れるルールがあり、このノンブルがある事によってページ順の間違いを防ぐ事ができます。

しかしおたクラブの場合はノンブルを入れるルールがそもそもなく、おたクラブのサイトのフォームに画像をアップデートする仕組みになっています。

最終画面ではファイル名を確認する工程があり、ページが順番通りになってるか最終チェックすることができるのですが、私は当時

それを知らずちゃんと確認せずに発注してしまった

のでした。

発注が完了すると入稿データの順番がさらに送られてくるのですが、当時のメールが以下の通り。

本文の32P目と33P目のファイル名の番号が逆になってる・・・!

この時点で気がついていればまだ入稿のやり直しができたのですが、初めてという方で興奮が高まりすぎてメールをサラッとしか読まず本が手元に届くまで気がつきませんでした。

対策方法

まずはファイル名をページ番号通りにふる、そして最終確認画面で番号順になっているかよく確認しましょう。
そして発注メールでさらに確認を忘れずに!

作画ミスならまだしもページ順の間違いは致命的なので…初めての方は特にお気をつけくださいませ。

表紙の紙がイメージ通りのものじゃなかった

初めての印刷だったこともあり当時は表紙でどの紙を使うかとてもとても悩み、おたクラブの有償印刷キャンペーンも利用しました。

おたクラブでは有償印刷見本キャンペーンというものがあり、1500円で30種類の紙の印刷見本を発注する事ができます。(届くまでに2ヶ月ほどかかります)

自身のイラストを刷ってもらえるので色味の具合や紙の質感や厚さまで確認ができるので、出来上がりのイメージがしやすくなります。

他の作家さんの本の装丁も見つつ、気になった紙がおたクラブでも扱っていたので発注をしてみました。

しかし届いたものをみると…

思ってたよりずっっっっと薄く安っぽかった(失礼)

どれくらい薄いかというと、一冊読み終わるまでに手汗でべこべこになるくらいです。(手汗の量もあるかもですが)

その当時は「エスプリVエンボス アラレ」というものを頼んだのですが(現在取扱い終了)、他社の装丁で見た同じ紙とは到底思えないものが届きました。

同じ種類の紙でも会社によって取扱ってる厚さが違う

なぜ同じ紙なのにここまで違うのか。
実は同じ紙でも重さによって厚さが全く変わります。(軽い紙は薄く重い紙は厚みがある)

表紙で使われる紙は大抵170〜220kgのものですが、今回頼んだアラレは180kgのもの。
私が他社の装丁で見たアラレは恐らく200kg以上のもの。

つまり、

印刷所によって扱ってる紙の厚さが違うので、同じ種類の紙でも重さを視野にいれながら発注するべき

ということです。

おたクラブだと紙を選ぶ画面で商品名の横に重さが書いてあるので、もし厚みのあるしっかりした表紙がいい!という方は200kg以上のものをオススメします。

ちなみにおたクラブで扱ってる200kg以上の紙は以下の通り(2022年3月現在)

  • ハイマッキンレーポスト
  • ファンタス
  • グリッターオーロラ
  • パールスノー(新・旧)
  • ステンドグラス
  • キュリアス
  • 五感紙 荒目 純白
  • 羊皮紙
  • Dream Labo印刷(kgの表記はありませんが200kg相当の厚さがあります)

対策

おたクラブの有償見本や他社の色見本など色々見比べてみましょう。
(ちなみにポプルスは無料で取り寄せ可!)

おたクラブの発注最小部数は10冊なので試し刷りをしてみてもいいかもしれません。
(8pの内容なら10部3000円くらいで作れます)

入稿データを間違えた

これは2回くらいやりました。

原稿のデータとはそもそも「サイズ」と「解像度」など印刷会社によって指定があり、その指定通りに作らないと再入稿(やり直し)になることがあります。

例えば・・・

  • サイズ:
    154mm×216mm(A5サイズ)
    188mm×263mm(B5サイズ)
  • 解像度:
    モノクロ原稿→600dpi
    カラー原稿(表紙)→350dpi

といった数値の指定などがあります。

正直原稿データのサイズや解像度を間違えてしまうことはあるあるな失敗例で、「これやったことない人いる?」と思うくらいありがちな気がします。

ではそれぞれの失敗について実際にあったことをまとめてみます。

サイズの間違い

おたクラブの入稿方法はサイトのフォーマットにデータをアップロードするやり方であるという事を1つ前の項目で書きましたが、データサイズが間違っていた場合でもそのまま入稿ができてしまいます。
(例えばA5サイズの本を作りたいのにB5サイズのデータも入稿できてしまう)

以前本を作る際に全体のうち1Pだけサイズ違いのデータを入稿した事があったのですが、その場合は後日担当の方からメールが届き、再入稿をすることになりました。

たまたまその時は作業ができるタイミングだったのでデータをすぐ作り直せたのですが,もし再入稿に時間がかかった場合は印刷が間に合わず本の発送が遅れる可能性も出てくるそうです。

解像度の間違い

これは友人談なのですが、届いた本の献本中に作画の荒さに違和感を覚え、原稿データを見直したら解像度350dpiで作っていたことが判明。(モノクロ原稿は通常600dpiで作成)

特におたクラブからの再入稿連絡等もなかったとの事なので

もし解像度が間違っていても修正ができない

ということになります。

解像度が350でも全然読まなくはないので頒布はできますが、せっかくきれいに描いた背景も荒くなってしまい友人はとても残念な思いをしていました。

対策

原稿を描き始める前にデータ内容が間違ってないか確認する癖をつけましょう。特に

  • 原稿サイズ(A5なのかB5なのか)
  • 解像度

の2つは後から気づいたとしても修正するのはとても大変です。

万が一のために締め切りには余裕を持って作りましょう!!
(個人的に印刷所の締め切りより数日前〜1週間が理想)

納期を勘違いしてた

これはグッズと本を一緒に発注し、その両方を直接搬入しようとして起きた失敗例です。

直接搬入とは・・・
イベント会場に印刷会社が直接頒布物を搬入してくれるサービスです


グッズは本と違い物によって納期が様々で、さらに個包装をするかしないかでさらに納期の日数が増える仕様になっています。

私は当時ノベルティグッズと新刊を一緒に発注したのですがグッズは個包装を選択。

すると想定してた納期よりも数日多くかかってしまう事になり、頒布物の到着がイベント後の日程と表示されてしまいました。

慌てておたクラブに問い合わせると、

「グッズと新刊両方を直接搬入にされますと納期が遅い方に統一されます。もしグッズだけご自宅宛に変更していただければイベントに間に合いますよ」

と教えてくださいました。
その後言われた通りグッズは自宅配送に変更し本だけ直接搬入という形になりました。

つまり

グッズ(本より納期がかかるもの)を本と一緒に直接搬入する場合はグッズの納期で換算する必要がある

というわけです。

ちなみに全て自宅宛なら出来上がった物から順に届きますので(稼働状況にもよる)、ご自身で会場に持ち込む場合や通頒布のみの場合は問題ありません。

まとめ:おたクラブはいいぞ!

というわけで私のおたクラブの発注でやらかした失敗談について書いてみました。
せっかく一生懸命作ったものですから、失敗なくイメージ通りのものを作りたいですよね。

簡単におさらいしてみると

  • ファイル名とページ番号を間違えない、最終画面で番号順になってるか確認
  • 表紙の紙は有償色見本や他社の見本紙を参考に
    (厚めの紙がいいなら200kg以上推奨)
  • 10部だけ試し刷りするのもよし
  • 原稿を書き始める前にデータ(サイズ・解像度)をしっかり確認
  • グッズと本を一緒に直接搬入する場合はグッズの納期を確認
  • 期限に余裕を持って作業を進める

という感じです。

おたクラブは他社を利用した事のある方からしたら気になる箇所は多いかもしれませんが、

・コスパ最強
・取り扱ってる表紙30種以上
・新規取り扱いグッズほぼ毎月増加

という大変素晴らしい業者なので、初めて利用する方や珍しい紙で刷ってみたい方はお試し感覚で発注してみてもいいかもしれません。

こちらの記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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