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「チーズはどこへ消えた?」60分の読書で人生が変わる本【読書レビュー】

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日本で400万部を突破した大ベストセラーの「チーズはどこへ消えた?」。
こちらの本を読んだことや聞いたことはありますか?

全世界で2800万人に読まれてる大ベストセラーなのですが、初版が20年も前のものなので知らない方も増えてきたのではないかと思います。

お恥ずかしながら私自身もこの本を知ったのはほんの数年前でした。

しかしこの本に出会ってから人生での悩みや不安にぶつかった時に”どうゆう考え方をしたら乗り越えられるか”が分かるようになったのです。

それがどうゆう事かというと

自分の悩みや不安との付き合い方を変え、人生を豊かにする事ができる

ということなんです。

そして驚きなのが、容量が30分から1時間くらいで読めるほどの薄さなので下手したら通勤電車やちょっとした隙間時間で読めてしまう容量なんです。

たった30分の読書で悩みや不安を取り除く考え方を学べたら素晴らしいと思いませんか?

  • 仕事を辞めるかどうか悩んでいる
  • 将来が不安で眠れない事がある
  • 人間関係がうまくいかない

といった悩みや不安を抱えている方には特におすすめの本です。

今回の記事ではこの「チーズはどこへ消えた?」の魅力やポイントについて解説していきたいと思います。

ぜひ多くの方に手にとっていただけたら嬉しいです。

簡単なあらすじ

登場人物は2人の小人と2匹のねずみ。
この小人とねずみは迷路の中に住んでいて、毎日の仕事はチーズを探しに行くこと。

ある日、大量のチーズ(以下、チーズステーション)を見つけた小人とねずみ達は大喜びし毎日チーズステーションに通います。

しかし幸せな日々はそう長くは続きません。
チーズステーションにあったチーズはある日突然どこかへ消えてしまったのです。

それを見た小人のうちの一人が言います。

「チーズはどこへ消えた?」

本書より引用

チーズが消えたあと2匹のねずみはすぐに次のチーズを探しに行動に移すのですが、2人の小人はチーズが消えた事実を受け入れられず、チーズが無くなってしまったことに怒り自ら動こうとはしません。

「どうしてこんなめにあうんだ?」

本書より引用

数日たってようやく小人のうちの一人が

「このままではいけない、自分たちも変わらなければならない」

と気が付き新たなチーズを探す為行動に移していきます。

お話のポイント

この物語の最大のポイントが

  1. チーズが消えた後の小人達とねずみ達の行動の差
  2. 間違いに気付き行動に移した1人の小人の思考と成長過程
  3. チーズはあなたにとって何なのか(仕事?お金?人間関係?)
  4. 自分は登場人物のうちどれに当てはまるか

という部分に注目して読んでいただきたいです。
そして「自分ならどう行動するか」も一緒に考えていただきたいです。

小人達とねずみ達の行動の差

小人達は頭脳があるのでねずみ達を見下しています。
だからこそセリフに妙な人間味や現実味があるので所々ドキッとする部分があります。

「この事態はわれわれのせいじゃないからだ。誰か他の者のせいなんだから、われわれはこうなったことで何かもらうべきだ」
「腰を下ろして、事態を見守っていた方がいいんじゃないかな。いずれチーズは戻ってくるはずだ」

本書より引用

職場にこうゆう発言する上司いるよなぁ・・・と頷きながら読んでしまいました。

間違いに気づいた小人の思考と成長過程

チーズが無くなってから2人の小人のうち1人だけは行動に移すのですが、この過程がすごく自然で人の成長を感じる事ができます。

このままチーズを探さなかったら?このまま冒険に出たらどんな事がある?

と延々と思考を巡らせ、少しずつ行動に移していくその流れが多くの方の参考になる事間違いないでしょう。

チーズはあなたにとって何なのか?

この本の面白いところは「人によってチーズが何なのか」が違うという事です。

仕事かもしれないしお金や人間関係かもしれない。
自分にとって大切なものがチーズになると思いますので多種多様でしょう。

ではその自分のチーズが無くなった時に備えてどんな行動を移す必要があるのか、どんな楽しみがあるのかを考えていくかが大事なのです。

自分は登場人物の誰に当てはまるのか

この物語の登場人物は2匹のねずみと2人の小人。
おそらくほとんどの人が小人のどちらかになるかと思います。
(行動をしないことを選ぶか恐れつつも行動に移すか)

もし行動をしない方の小人だったら自分には今どんな行動が必要なのか、なぜ行動に移せないのかを見直してみた方がいいかもしれませんね。

最大のポイント:「〇〇を恐れない」

この本を読んで人によって感じ方は様々かと思いますが、私が一番感じたメッセージが

変化を恐れない

という事です。

  • 突然仕事の部署が移動になった。
  • 新しいことを始めたいけど失敗するかもしれない。
  • 職場の人間関係が嫌だけど関係を切るのが怖い。

変化を恐れ、今までと同じチーズ食べ続けていてもいつかは必ずチーズの寿命がきます。

だからこそいつ今のチーズが腐ってもいいように常に次のチーズのことを考え、そのチーズを探す楽しみを見つける事が大事なんです。

楽しみを見つけたら次は行動に移すだけですから。

常に新しいチーズを探し続けるのが人生、だから悩んだり不安に思ったりしたらそのまま止まらずにチーズを探し続ける。
本を読んだり、旅に出たり、今までとは違う環境に住んだり、探す方法はたくさんあります。

そしてまた何かの壁にぶつかったりしたらぜひこの本を読み返していただきたいと思います。

多くの方に読んでいただけたら嬉しいです。