すいませんミリしらは嘘です
コミックス1巻だけ読んでます
実は何度挑戦しても続きを読む気力がなく挫折した漫画でした。
あの続きをちゃんと楽しめたらよかったんですけどね、ちょっと私には難しかったです
じゃあそもそもなぜ原作知らんで映画に行ったのか。
↓以下無駄な前置き。感想読みたい人は飛ばしてね↓
誘ってくれた友人も呪術まったくわからない人だったんですが、その人の友人から「全く知らないで見に行ったのにめっちゃ面白かった!」と連絡が来たとのこと。
それでたまたま会う約束してた私を誘おうと思ったのだそう。
「原作ミリしらでも楽しめるアニメ映画ってすごいな!?
なんかネタ的にも面白そうだし行ってみるか・・・」
と私も興味が湧き観に行ってみた次第です。
正直こんなに純粋に楽しめると思わなかったし、この興奮を残しておきたいので感想をまとめてみたいと思います。
目次
感想①ストーリーがシンプル
まずストーリーがシンプルなのがとてもよかったです。
最近の少年漫画って設定が作り込まれすぎてるので飲み込むまでに時間かかるんですけど、そもそものこの世界の設定自体がシンプルなのか簡単に飲み込めました。
この映画のあらすじを一言で説明するとしたら
特殊能力を持ってしまった男の子がその能力を人の為に使う為に頑張る話
誰でも一度は聞いたことのあるあらすじなんです。
少し前の少年漫画っぽくて誰でも没入しやすい設定なんですよね。
ストーリーも登場人物も何も分かってなくても「あ、この子が特殊能力で何かしら頑張る話なんだな」と冒頭のシーンでわかるしどうなってくのかなーって興味が湧く。
やっぱストーリー作りって導入とシンプルさが大事なんだな・・・と。
そして個人的に「いいな」と思ったのが主人公の乙骨君の性格。
最初は意志のはっきりしない子なのですが、徐々に仲間と関係を深めたり敵と対峙する度に感情や人格がはっきりしてくるところが人物の成長を感じれてよかったです。
声も緒方恵美さんだったのでエヴァに乗るあの子を思い出しましたわ
原作の主人公・虎杖君みたいに現代風のユルかっこいい系のキャラも新しくて好きですが、こうゆう陰キャが覚醒する系のストーリーは昔ながらっぽくてやっぱり好きだな!と思いました。
感想②やっぱ異種ラブは最高
そして主人公の乙骨君とリカちゃんの関係性。
完全に性癖ドストライクでした。
なんというか、共依存の関係って重たくて好きなんですよね・・・
しかも片方はすでに死んでるし姿も化け物だしめちゃくちゃ強いって・・・
乙骨君のいうことを素直に聞くリカちゃんも、リカちゃんとの約束を守ろうと最後に声をかける乙骨君もすごくすごくよかったです(小学生並みの感想)
純愛こそ最大の呪い。
感想③王道のハッピーエンドかよ!
主人公死ぬと思ってましたわ
だってあのCMとか観たらそう思うじゃん(知るか)
普通に最高のハッピーエンドで終わるし、なんなら2人のお別れのシーンで泣きそうになりました。
思ったけど、変に意外性のある展開よりもこうゆう王道ど真ん中のストーリーに飢えていたかもしれないです。
「昔好きだったアニメを思い出したね」と一緒に観た友人が言ってましたが、まさにその感覚かもしれない。
前述しましたが結局シンプルなストーリーが一番万人に受けるし、どの時代にも必要なんだなぁと思いました。
感想④敵キャラが袈裟着とるが?
絶対お前目立ちたがりだろ!!(心のツッコミ)
目立ちたがり系の敵キャラって好きです。
しかも袈裟着てるし、そんなに悪いやつじゃなさそうだし、ゴジョー先生との過去が気になるし。
建物の屋根で結界張るシーンとか厨二心をくすぐられました。
体術出す度に布のヒラ味が出るのも良き。
垂れ目だしオールバックだしロン毛だし自撮りうまいし(?)
鬼滅の童磨もですが、敵キャラが善人づらして何も知らない一般人を食い物にしてるのは背徳感があって良きですね。
あの呪い取ってもらった一般女性、絶対ゲトーに特別感情持っちゃってるでしょ〜
あと櫻井さんが声をやってたらとりあえずどんなキャラでも好きになってしまうことがわかりました。
アニメちゃんと観ます。
感想⑤パンダ+マッチョは正義
コミックス1巻でも登場していたので存在はなんとなく知ってたパンダ。(メガネの子とおにぎりの具の子も一応)
ギャグ枠なのねーなるほどーと思ってたら後半のアルティメットフォーム(?)でイチコロでした。
パンダがマッチョになるのはあかんよ。反則よ。
だって絶対かっこいいもん。
BEASTARSのゴウヒンも大好きなんですが、やっぱりパンダ+マッチョはヤバイ。
マッチョパンダ好きな人はBEASTARSマジで読んでくれ
他の2人もすごく好きなキャラだったので原作ちゃんと読んでみたいですな。
おかか!!
感想⑥唯一気になった点
乙骨君がいい子すぎるのか他のキャラとの打ち解けが早い?気がした。
序盤で呪物の腹に入ったシーンの眼鏡女子と乙骨君のやりとり、あとは商店街でおにぎりの具君の任務での乙骨君とのやりとり。
「え、そんなに簡単に懐柔しちゃうの?まだそんなに会って時間経ってないけど・・・」
実は原作読んでいても一番気になってしまったところでした。
序盤のシーンで乙骨君は心を閉ざしてしまったキャラなのかなーと勘違いしていたので余計に違和感が・・・
分かってる!そんな小さい事を気にして観る作品ではない!
でもなんか気になってしまった!!
まとめ:原作が必ずしも一番ではないよな・・・
冒頭でも書きましたが、原作はどうしても2巻より先を読む気力が湧かずに何度も挫折しました。
原作こそ原点であり最初に履修すべき!と思っているタイプなのでアニメも全く観ずにいたのですが映画観たらフツーにハマったのでとりあえずアニメ観る事にします。
そういえば昔「血界戦線」という作品も全く同じルート辿ってたのを思い出しました。
アニメは面白いのに原作が「??」ってなってしまったんですよね。
とりあえず原作ダメならアニメとか映画から入るのもアリだなーと実感しました。
漫画という媒体が一番好きだからどうしても最初は漫画から手を出してしまうけど、自分にあった形が漫画だけとは限らないらしい。
呪術まじでよくわからん!という人はとりあえず映画おすすめです。
すごく面白かったし、流行に乗りたいならまだ間に合うぞ!
終わり