同人イベントにおいてR18作品の購入や頒布を目的とした参加者の方も多いかと思います。
しかしながらサークル側と購入側では確認しておくべき注意事項やルールが多々あり、ルールを逸脱してしまうとトラブルの原因となります。
そこで本記事では
頒布する側(サークル参加側)・購入する側の注意点やルール
についてご紹介させていただきます。
もしこちらの記事が参考になれば幸いです。
目次
頒布する側(サークル参加)のルールと注意点
ではまず頒布する側(サークル参加)のルールと注意点からご紹介していきます。
- 表紙にはR18作品と分かる表記を
- 相手の見た目に関わらず年齢確認を実施する事
- 会場スタッフから見本誌の提出を求められることがある
ここで常に念頭においていただきたいのが
・問題になった時に責任を問われるのはサークル側である
・自身の作品には責任を持って頒布すること
であるということです。
法律はかなりあやふやな記載しかありませんので、自衛することが重要になってきます。
その為にはしっかりとルールや注意事項を確認し理解しておきましょう。
表紙にはR18作品とわかる表紙を
作品がひと目でR18作品と分かるように「R18」の表記が必要です。
万が一購入者の手から18歳歳未満の手に渡ってしまうことがあっても、表紙に記載があることで自衛に繋がります。
頒布時には年齢確認を
イベント会場で頒布の際には年齢確認が必要となります。
主に身分証明書での確認となるので
- 保険証
- 免許証
- 大学の学生証
あたりを提示してもらいましょう。
お品書きなどに記載しておくと当日の頒布がスムーズです。
会場でスタッフから見本誌の提出を求められることも
会場内にはイベントスタッフが順次見回りをしており、R18作品の献本をすることがあり作品内容が適切な表現になっているか確認されることがあります。
場合によってはスタッフに見本誌を提出しなければならない場合もあります。
その際に見本誌の返却をされることはありませんので、運悪く提出することになったら1冊は放棄したつもりでいた方がいいでしょう。
購入側の注意点
続いて購入側の注意点です。
- 学生の場合は保険証だけでは購入できない場合がある
- 18歳であっても高校生に頒布しないサークルがある
- 18歳未満の友人への貸し出しはNG!!
保険証だけでは購入できないことがある
あまりにも見た目が18歳未満に見えてしまう場合は保険証だけでは頒布をしてくれないサークルがあります。
大学生であれば学生証でも年齢の確認ができますので万が一の為に持参しましょう。
18歳であっても高校生に頒布しないサークルがある
学校の校則によってはR18作品の閲覧を禁じている学校があります。
参加の前に必ず校則を確認しておきましょう。
18歳未満の友人への貸し出しはNG!
サークルから18歳未満へのR18作品の頒布はもちろん禁止ですが、購入者からの18歳未満への貸し出しもNGとなります。
サークル主から他人の手に渡った時点でその本の責任は購入者のものになり、
前述したとおり万が一18歳未満の方の目に触れることがあった場サークル側の責任に問われてしまいます。
まとめ:R18作品の頒布&購入ガイド
本記事ではR18作品の頒布&購入ガイドについてご紹介しました。
簡単にまとめると
- 表紙にR18作品と分かる表記を
- 頒布時には年齢確認を
- 会場でスタッフから見本誌の提出を求められる場合がある
- 保険証だけでは購入できない場合がある
- 18歳であっても高校生に頒布しないサークルがある
- 18歳未満への友人への貸し出しはNG!
R18作品の頒布や購入は少しハードルを感じるかもしれませんが、ちゃんとルールを守っていればお互いに気持ちよくやりとりができますのでしっかり理解しておきましょう。
こちらの記事が参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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