英語力無くてもなれるのかな・・
必要なスキルとかは?
お給料はどれくらいもらえるのかな?
海外添乗員になることを目標にしている方も多いのではないかと思います。
そこで今回は
海外添乗員になる方法・必要な英語力・給料
をご紹介します。
こちらの記事を書いてる私・小麦は現役の添乗員をやっています。年間200日の添乗を3年経験し、現在はフリーで活動しています。
渡航経験は30回以上、約20カ国に行った経験あり。
こちらの記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです!
目次
海外添乗員とは
そもそも海外添乗員になるには
「総合旅程管理者」
という資格が必要です。
国内はもちろん、全世界どの国でも添乗で行くことができます。
旅程管理者の資格は「国内」と「総合」の2種類があります。
「国内」の添乗員についてはこちらにまとめています。
海外添乗員になるには
国内の研修とほぼ同じで
- 座学研修
- 実地研修
を受け、さらに試験に受からないといけません。
私は座学が1週間、実地研修が1週間ほどでした。
海外添乗員になるための研修内容
基本的には国内添乗の研修と同じ流れです。
①座学研修
海外添乗の基礎的なことを勉強していきます。
- 仕事が来たら
- 打ち合わせの仕方
- 基礎知識
- 専門用語
- 出国から帰国までの流れ
- 免税について
- 海外でのトラブル
などなど様々な項目を学んでいきます。
②実地研修
実地研修でよく選ばれるのはヨーロッパです。
治安も悪く、日本とは文化の違いも大きいのでしっかりとしたお客様のケアが必要です。
- 空港で受付
- 機内でのケア
- 現地空港到着後の案内
- バス車内での案内(国の説明・チップなど基礎的なこと)
- 行程の説明
- 観光地の案内
- 食事会場のケア
- チェックイン対応(部屋の使い方)
- 免税商品を買った場合の説明
主にこちらが業務となるので、座学で学んだことを実地研修でどんどん体で覚えていきます。
海外添乗のお給料
行く国や添乗員の実力にもよりますがおおよそ日給¥15000〜30000が相場です。
ツアーは大体5日〜10日なので、1本のツアーで30万稼げる時もあります。
ですが、新人の頃は単価が低い仕事がよく回ってくるので日給¥12000なんて仕事もありました。
海外添乗に必要な英語力
正直ペラペラでなくて全然大丈夫です。
実際私が現役の時はカタコトでしか話せませんでした。
当時の英語力はTOEIC400点以下で英検も4級しか持ってませんでした。
知識より経験の方が仕事に役立つ
それでも私が海外添乗の仕事ができたのは理由があります。
それはプライベートでもたくさん旅行をしていたからです。
チェックインや空港の手続きの雰囲気をわかっていたので、必要なフレーズを想像して勉強ができました。
オススメはJTBの海外ツアーです。
添乗員ツアーも多く、ツアー内容が他社と比べてとても充実しているのでどのツアーに参加しても絶対に満足できるでしょう!
オススメの英語の参考書
それでも自信がない方には
「この本さえ勉強しておけばなんとかなる!」
という参考書があります。
よかったら参考にしてください。
仕事で大活躍しました。
これ一冊覚えれば何とかなります。
海外添乗員になるために添乗経験はどれくらい必要?
未経験の方はまず最低2年は国内添乗の経験を積んだ方がいいです。
なぜなら国内添乗で基礎を積んでおかないと海外添乗ではとても苦労するからです。
添乗の基礎的な部分は1年やっただけでは体に身につきませんので2年はしっかり国内添乗をするべきです。
完全未経験の方はまずは国内添乗で着実に経験を積み、添乗の基礎を固めて行くところから始めましょう。
コツコツと基礎を積み上げましょう!
海外添乗員のなり方:まとめ
・座学、実地研修合わせて2週間ほどある
・給料は国内の業務の1.5倍
・英語力は無くても問題なし。旅行経験の方が大事。
・まずは添乗の基礎を積むところから
海外の添乗はとても魅力的ですが、研修の日数も多く費用もかかります。
しかもデビューしてすぐには高単価の仕事依頼がきません。
ですが海外添乗は国内以上に楽しくやりがいも国内添乗以上です!!
ぜひ海外添乗に興味のある方はどんどん研修を受けて、一度でも海外の仕事を経験してほしいと思います。
ご質問ご相談はいつでも「お問い合わせ」からどうぞ!
では最後までご覧いただきありがとうございました!
また次回。